昨日、SIGMAから新しいデジタル一眼レフカメラSD14が発表された。
今、カメラ界はその話で持ちきりである。
かどうかは知らないが、私としてはちょっと興味がある。
SIGMAは、交換レンズメーカーとして有名であるが、
実はちゃんとカメラを作っている。
それがデジタル一眼のSDシリーズであるが、
過去にSD9、SD10の2機種が発売されている。
この2機種、発売当時たいへんな話題になった。
それは、これらのカメラには、他のカメラには搭載されていないCCDが使われていたからだ。
FOVEON社が開発したFOVEON X3というCCDで、
他社のものは1つの画素で一色の光しか記録できないのに対し、
FOVEONは1画素で3色の光を同時に記録できるのだ。
そのほか、デジタル画像に見られる偽色の発生をおさえ高画質が得られるなど、
優れたCCDであるとされていた。
ただ、SIGMAカメラのメカがいまいちであったり、価格が高かったりで、
おそらくあまり売れていないカメラであると思われる。
しかも、2003年のSD10から3年近くも新機種が出ておらず、
回転の速いデジタルカメラ業界では忘れられた存在となっていた。
はっきり言ってもう新しい機種はでないのではないかと私は思っていた。
それが今回の発表で、しかも以前の問題点がいろいろと改善されているらしいということで、
一気に盛り上がっているわけだ。
昨日のSIGMAのサイトは、アクセスが殺到したのかなかなか見ることができず、
やはりたくさんの人の興味をひいているようだ。
価格がいくらになるかはわからないが、
いずれにしろ私には変えない値段になるだろう。
ただ、こういう個性的な機種が発売されるのは、
なかなかおもしろいことだ。
がんばれSIGMA
でも、なんでSD10の次の機種がSD14なんだろう・・・
http://www.sigma-sd14.com/

九州旅行で撮った写真。
すごい地名・・・