私が最近興味を持っているのは、古式デジカメだ。
数日前に、自分が昔デジタルカメラで撮影した写真が発掘され、
それを見ていると今のデジタルカメラにはない「ある雰囲気」が感じられるような気がしたのだ。
それは、「デジタルらしさ」だ。
今のデジタルカメラは、35mmフィルムで得られる画像を追求しているように思えるのだが、
昔の機種は技術的にそれができないために、ある種の癖を持っていたように思う。
さらに、コンパクトデジタルカメラは、私にとっては「自分の周囲の世界に直接触れる、あるいは舐める」、
そういう感覚を呼び起こす。。
これは、一眼レフデジタルでは得られない。
一眼レフデジタルは、画質はよいし、レンズも交換できる。
しかし、レンズを交換できることでレンズとボディとの一体感がない。
コンパクト機は、交換レンズを間に挟んでいない分、直接自分の目や体に訴える、
そんな感覚が得られる。
そこに、古式デジタルカメラ特有の癖が加わり、
ちょっと楽しい画像が得られる。
それに、私的にはデジタルの画素は200万もあれば十分なのだ。
なぜ、今の高いカメラを買う必要があるか。

というような理由を急遽考えて、コンパクトデジタルカメラを買った。
以前使っていたオリンパスCAMEDIA C-2020よりちょっとだけ新しいC-2040という機種をネットオークションで購入した。
落札価格は5750円。
単3電池が使えるので、電池には困らない。
しばらくこれで楽しもうっと。