なぜGR Digitalを買ったか・・・

展示作品は今でもほとんど銀塩モノクロであるが、
銀塩モノクロ写真は、フィニッシュに持っていくのにかなりの時間とエネルギーが要る。
日常撮った写真が現像されないまま放っておかれる状態が続いていて、
これがストレスになっていた。
休日もいろいろと忙しい昨今、未現像フィルムはどんどん蓄積し層をなしてゆくのだが、
この層を減らしていくのは今後よほどのことがない限り不可能であると悟った。
さらに、モノクロ写真用の印画紙、フィルム、薬品は近年高価になり、
かつては「お金がないからモノクロ」であったのが、
「お金がないとモノクロができない」という時代になってきた。
そこで導入したのが、GR Digitalである。
今まで日常撮影していた写真のある割合をデジタルに移行し、
気軽にプリントまで持っていくことで、
時間的金銭的負担を減らすことと、日常を見る目を磨こう、というのが今回の狙いである。

で、なぜGRか、というのはまたいつか。