やっと雨が上がり、曇り空。

来週からモノクロ普及委員会展「モノクロニクル」が始まる。
今日は、展示者全員で作るファイルの原稿を届けにNadarへ。
ファイルのテーマは「はじめてのモノクロ」。
メンバーがそれぞれA4の紙に、テキストと写真を添える。
私のテキストは以下のとおり。

8年前。
お金がない、でも写真を撮りたい。
モノクロ印画紙を使うピンホールカメラを作った。
思うような写真が撮れなくて、
4×5インチのモノクロフィルムを使うピンホールカメラを作った。
なかなかよく撮れたので、引き伸ばしたくなった。
今度は、引伸機を自分で作った。
それが私のモノクロ写真とのつきあいの始まり。
・・・
1年前、モノクロ普及委員会というものを作ることになった。
なりゆきで委員長になった。
少しずつ人が集まって、なんだか楽しいことになってきた。
モノクロが楽しいのか、人とかかわることが楽しいのか。
・・・
モノクロ写真がこの世からなくなりませんように。
白と黒で世界を見ることの楽しさを、
たくさんの人たちと共有できますように。