猫になる
今読んでいる本。
保坂和志「明け方の猫」。
小説である。
まだ3分の2ぐらいしか読んでいないのだが、
かなりおもしろい。
主人公が夢の中で猫になっているところから小説が始まり、
今のところ猫のままである。
たぶん、このまま猫なんだろうな、と思いながら読み進めている。
猫になって、耳や触毛などの感覚器官が変化することで世界がどのように変わるか、
ということを馬鹿馬鹿しいまでに思考する小説。
- 作者: 保坂和志
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/02
- メディア: 文庫
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