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最近読んだ本。
「徒然草・方丈記」ちくま文庫。
方丈記は、「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。・・・」の冒頭数行しか知らない。
徒然草は、受験の時にいくつかを拾い読んだ程度。
本屋で少し読んでみたら面白そうだったので、買ってみた。
で、読んでみたが、これが意外に面白い。
高校生のときに読むのと違って、少しは人生のいろいろがわかるようになったこの年になって、
こういうものがおもしろく思えるようになったのか。
ならば、年をとるのも悪くないか。
まあ、超有名な2作であるから、今さら中身を紹介したりはしないが、
徒然草、方丈記とも、最後がなかなかに面白い。
方丈記は、全体として方丈の記はあんまり出てこなくて、
最後は、え?もうおしまい?という感じ。
なんか、書くのがいやになったんんで、もう終わります、
みたいな感じ。
徒然草のほうは、なかなかしゃれが効いていて、
ラストの1編として面白いと思う。
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最近、聴いている音楽はバッハだったりして、
たまたまだけれども古典方面に興味が傾いている。
中国の古典もなかなか楽しい。
写真も、けっこう昔のものが面白い。
タルボットとか、アジェとか。
徒然草の「古き世のみぞ慕はしき」とまではいかないが、
古典もたまにはいいかな、と。
- 作者: 大伴茫人
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 文庫
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