だるい。
体がだるい。
自分だけかと思ったら、まわりもそういう人が多くて、
まあ、そういう季節なんだろう。
私の場合は原因ははっきりしていて、
寝不足。そして、飲みすぎ。
昨日は、飲んだ後お腹が痛くなって、下痢をした。
家に帰っても痛くて、
眠りについても何度も目が覚めて、そのまま良く眠れずに朝を迎えて。
おきてすぐに下痢をして、仕事に行って、
仕事している間はまあまあ調子が良かったので普通に昼食を食べたら、
やっぱり下痢をして。
という具合。
午後職場で薬を飲んでから急激に楽になり、
なんだもっと早く薬を飲んどけばよかった、と後悔しながら、
眠たくてふらふらしながら家に帰った。
今日は早く寝よう。

今読んでいる本。
島尾伸三「月の家族」。
1ヶ月ほど前に古本屋で買ったまま読まずにいた本を鞄に入れて、
ここ数日少しずつ電車の中で読んでいる。
写真家島尾伸三の父は、「死の棘」の作家島尾敏雄
奄美大島でのちょっと(かなり?)変わった家族の生活を、
微妙な距離感の文章で綴る自伝のようなエッセイ。
ですます調の、拙いような、伝い歩きのような不思議な文章で、
私はこういうのが好きだ。
時代は昭和30年代で、場所は奄美大島で、
私自身とはまったく重ならない。
でも、なぜか懐かしい。
よいこともよくないことも全部ひっくるめて煮込んで、
そこからなんともいえない香りが立つ、そんなエッセイ。

月の家族

月の家族