朝、平日と同じ5時30分に目が覚める。
天気もいいので、散歩がてら近所に撮影にでかける。
ハッセル500Cに80mmをつけて、土手に生えている雑草を撮る。
先週の日曜日にも撮影に来たのだが、
そのときはハッセルに150mmをつけての撮影だった。
で、撮影しているうちに、先週と今日で撮る対象がまったく違うことに気がついた。
同じ場所で同じようなものにカメラを向けているのに、
撮ろうとする植物が全く異なるのだ。
レンズの画角によってものの見え方は異なるので、
当然といえば当然だが、レンズによって異なる世界の見え方にあらためて驚く。

朝、モノクロ普及委員会の8さんからメール。
「昨日、ギャラリーNにKIEV88と50mmを預けてきました」
とのこと。
だいぶ以前に、次の作品で6×6で50mmを使いたい、と私がつぶやいたのを覚えていて、
8さんが貸してくださったのだ。
昼ごろ、そのKIEV&50mmを取りに行く。
KIEVはハッセルブラッド1000Fのロシア製コピー機
荷を解いたときに、
「おっ、ハッセルですか?」
といわれて、
「違うよ」
とこたえるのは、なかなかの快感である。
ピントグラスを上げたときにピントを合わせられないという欠点をいきなり発見したが、
これは指でピンとグラスを5mmぐらい押し下げてやると合わせられるようだ。
とまあ、こういうところがロシア製のカメラの面白いところであり、
恐ろしいところか。
撮影が楽しみ。
ありがとう、8さん。

内容と何の関係もない、今日の一枚。