休日。

散髪だけして、あとは家で仕事をしようかと思っていたが、
思い立って帝塚山のギャラリー・ライムライトへ。
矢口清貴さん、勝山信子さんの2人展。
http://limelight6.exblog.jp/

いや、これはどちらもすごかった。
あれこれ言ってもしょうがないので、
ぜひ見に行ってほしい。(6月26日まで)
私は、たぶん何時間いても退屈しない。
時間をかけて味わう価値のある写真たち。

泡盛、ごちそうさまでした。
飲んだことのないおいしさでした。

ギャラリーを後にして、
古本屋めぐり。
写真関係の本を2冊、
金子光晴の詩集を1冊買う。

金子光晴の詩集は、全集に入っているもので手元にあるのだが、
やはり詩集の形が捨てがたい。
しかも500円。
これは放っておけない。

金子光晴には、たくさんのことを教わったような気がする。
自分も含めた人間のどうしようもなさ、くだらなさ、
そして、どうしようもなさの淵から浮かび上がってくる儚い美しさについて。
などなど。

良い写真、よい人たち、よい本に出会う、よい一日。
結局、1分も仕事できず。
明日からまた忙しい1週間が始まる。

散髪をしている間、
大雨が降る。