あっ、
と驚いた新製品。
EPSONのR-D1xG。
R-D1は、デジカメの中の名機といってもいいと思う、
とてもユニークな、そしていいカメラだった。
それがR-D1sに引き継がれ、
さらにR-D1sとそれほど変わらぬスペックでR-D1xG作られるというのは、
ほんとうにすごいことだ。

私は、R-D1が発売される前に、このカメラに触れてみたことがある。
京都の地下鉄に乗って扉のすぐ横の席に座っていたところ、
首からカメラをぶら下げた男性が途中から乗ってきて、私のすぐ横に立った。
いつもの癖で自分の頭のすぐ横にあるカメラを見ると、
それがR-D1であった。
そのカメラをぶら下げている男性は写真家で・・・

私は、その写真家さんに話しかけ、その後1時間を四条烏丸のcafeで一緒に過ごした。
たまたま私が持っていたウルトロン35mmをR-D1に取り付けて、
R-D1を触らせてもらったのだ。

そして、私は持っていたオリンパスPEN Sで肖像を撮らせてもらったのだが、
カメラを構える私を見て、写真家さんは「写真を撮っている人の構えだね」と褒めていただいた。

R-D1は今も高いカメラで、中古でも手が出ない値段だ。
今後もこのカメラを買うことはないだろうが、
こういう形でデジタルカメラが作られるということに、
なにか少し、安心感を持ったりする。
いいものは、アナログ、デジタルに関係なく長く作り続けてほしい。
ほんとうにそう思う。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/rf/2009/02/27/10302.html
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