昨日は、劇団カミヒトエの演劇「バールカミュ」を見に東福寺のスペースイサンへ。
現世に心残りのある死者たちの集う、あの世とこの世の端境の店「バールカミュ」。
そこに紛れ込んでくる一人の若い女性。
死者の世界から見る、生きている者たちの世界。
そして、細い細い糸で結びつくあの世とこの世。

宗教を持たない私たちにとって、
死とはなんだろうか、
生とはなんだろうか、
良心とはなんだろうか、
不機嫌とはなんだろうか、
生きることの意味とはなんだろうか、
そして私たちの知らない裏側でそっと繋がっているあの世とこの世のこと。
いろいろなことを考えながら、
ずっと涙をためながら私は舞台を見ていた。

役者さんたちの、キャラクター作りのよさ、
そして全身で何かを伝えたいという思い。

よいものを見せてもらいました。
ありがとう。


昨日、「大判でいこう!」展終了。
経験のある人、経験のない人たちのそれぞれの努力、
そしてそれぞれの意図。
とてもよい展示になったと思う。
「大判でいこう!2」はあるのか?
はたしてないのか?
やりたくなったらやりましょう、中村さん。
ほんとうにお疲れ様でした。

大判展の私の写真は、日本縦断自転車旅行2回目として九州を縦断したときの写真。
自転車、キャンプ、大判カメラ、モノクロという、
時代錯誤な旅。
今回の私のテーマは、
大判カメラのよさは画質だけではない、
ということ。
伝わったのやら、伝わらなかったのやら。


今日は朝から障害者スポーツ大会陸上の部へ。
西京極陸上競技場で、スポーツな一日。
いつまでも挑戦し続ける場があること、
そしてそこに挑戦し続ける人たちがいること。

写真は、大判展搬出直前の記念写真。