ハッセルブラッドを買った。
500Cである。
以前に比べるとずいぶん安くなっていて、
物欲を捨て去ることができなかった。

一眼レフ、レンジファインダー二眼レフなど、
様々な種類のカメラがあって、
それぞれに物を見る感覚が違うのだ。
さらに35mm、中判、大判などなど、フィルムの大きさが何種類もあって、
やはりそれぞれに特徴がある。
こういう写真にはこのカメラ・・・
ああいう写真にはあのカメラ・・・
で、結局、人から見ると大して違わないたくさんのカメラが手元に集まってしまう。

何本か、モノクロフィルムで撮影し現像してみたが、
とりあえず問題はなさそう。
さて、何を撮ろうか。

というのは、うそで、一応撮るものは考えている。
私の場合、目的なしにカメラを買うことは、まあない。
ただ、その目的が完結しないままに次のカメラが欲しくなるのが悪い癖であるが。

それにしても、ハッセルブラッド、いいカメラである。
シンプルで美しい、そして丈夫。
こういうカメラは、二度と作られることはないんだろうな。

適当な写真がないので、本の紹介で代用。

ハッセルブラッドの時間 (エイ文庫)

ハッセルブラッドの時間 (エイ文庫)