最近買った写真集。
LeeFriedlander「Friedlander」。
MOMAで開かれた回顧展にあわせて刊行された写真集。
重い。
ものすごく重い。
我が家にある本の中で、間違いなく一番重い。
広辞苑2冊分ぐらいあるんじゃないだろうか・・・
Friedranderの写真は、なんというか、足取りが軽快で、
これがまた、かっこいいのだ。
フレーミングとかけっこう雑な感じがするのだが、
その分生々しくて、物に直に向かっていく感じがする。
モノクロ写真というと、妙に深刻ぶったりする写真が多いのだが(私のことだ!)、
そういうところがなくて、
投げやりだったり、ばかばかしかったり、どうでもよさげな感じなのに、目が離せない。
ユーモアにあふれ、しかもその奥が見える、
そんな写真集。

Friedlander

Friedlander