夕方、熊本出張より戻る。
出発2日前に風邪で発熱し、
出発前日に激しい胃の痛み。
朝、病院で薬を出してもらうが効かず、
夕方に再び痛み止めを出してもらう。
それでも痛みはおさまらず。
出発日も胃が痛いまま、京都駅へ。
絶食していれば胃の痛みはましになるので、
その後、3日目の朝までほとんど何も食べず。
食事がバイキングであったので、スープとほんのわずかのポテトサラダで過ごす。
3日目の昼、調子もよくなってきたので出された弁当の柔らかそうなものだけ食べる。
それ以後は痛みもないので、少しずつ食事の量を増やしている。
現在の食事量は普段の3分の1程度である。
ただ、出張中、絶食していたおかげで胃の痛みはそれほどなく、
それなりに活動できた。
食べていないことが心配であったが、
普段より体が軽いぐらいで、特に差し障りはなかった。
人より蓄えも多いし、食べなくてもそれなりに生きていけることがわかった。
それがこの出張の収穫か。

というのはうそで、この出張は何かと収穫が多かった。
出場した5人制サッカーは、全勝で優勝。
優勝したこと自体もいいのだが、
選手たちがチームの中で自分の役割を意識し、
周囲と上手に連携できたことが収穫であった。
個人技で得点するのではなく、
声を出し合い協力することがよい結果に結びつくということがはじめて実感できたように思う。
まだまだ課題はあるが、次につながる戦いができた。

スペシャルオリンピックス日本(以下SON)のナショナルゲームは、
実に盛大な大会で、正直驚いた。
ものすごい数のスタッフとボランティアに支えられ開催されている。
この3日間、アスリートたちの、ほんとうにたくさんの笑顔を見た。
この笑顔が、これから生きていく上での一つの糧になるとすれば、
少しでも関わった意味があるというものだ。
個人的には、大きなもの、大げさなものが苦手で、
このようなイベントは本来好きではない。
だが、SONは日常のスポーツプログラムを重視しており、
その一つの発表の場としてナショナルゲームをとらえており、
好感が持てる。
障害を持つ人たちにとって、
日常的スポーツプログラムというのは、
さまざまな意味でたいへん貴重なものだ。
どのように「さまざま」なのかは、またいつかどこかで。

疲れているので、今日はこれくらいで。
おやすみなさい。