8×10撮影

9月である。
昨日、一昨日と連続して帰りが遅くなり、
日記は休み。
一昨日は、某ギャラリー某プロジェクトのミーティング。
仕事の後大阪に出て、7時半から11時近くまで写真の話。
家に帰っても頭の芯が熱くなって、寝られない。
寝てもすぐに目が覚めてしまう。
翌日、寝不足のまま仕事へ。
午後、職場のクーラーが故障。
ものすごい暑さと湿気。
テンションは最低。

そして今日。
久々に8×10の大判カメラでの撮影。
10キロほどの機材を担いで大阪へ。
家を出てすぐに、ものすごい暑さと湿気に撮影に出たことを後悔するが、
そのまま出かける。
出発の直前に義父が携帯に電話をしてきて、
「部屋に携帯ラジオを忘れたから仕事場まで届けて」
と。
義父の仕事場は駅前なのだが、
すこし歩かねばならない。
重い荷物で、歩く距離を少しでも減らしたいのに・・・
ぶつぶついいながらも、ラジオを届ける。

今日の三脚は、クイックセット社のハスキー3段。
1ヶ月半ほど前に中古で激安のものを購入したのだが、今日が初出勤である。
しっかりとした作りの4キロ弱の三脚で、雲台の歩留まりがよく、素晴らしい。
価格が安かったこともありぼろぼろなのだが、
これは「ハスキーをめっちゃ使い込んでいる人」に見えるので、
かえっていい感じ。

三脚にカメラをすぐに取り付けられるようにクイックシューというものを取り付けてある。
カメラの重さが5キロ近いので丈夫なクイックシューを探したところ、
ドイツのリンホフというカメラメーカーのものがよさそうなので、これを購入して使っている。
このリンホフのクイックシュー、とてもいいのだが、角がものすごくとがっていて、
このあたりがドイツらしいのかそうでないのかわからないが、
とにかく硬くて尖っている。
三脚を手に持って歩いているときに、脛や膝にこの部分が当たるのだ。
これがものすごく痛い。
歩いている途中に、軽く当たっただけでも、
顔がゆがんでその場に軽くうずくまってしまう。
今日は3回ぶつけて、すれ違う人に怪訝な顔をされた。
何でこんなに尖っているんだ。

炎天下、JR京橋駅周辺を撮影。
大判カメラを使っての撮影は、なぜか体力を消耗するとともに、
撮影のペースが落ちる。
8カット撮影したところで、cafeで休憩。
アイスティーと水を両手に持って歩いていたところ、
右手に持っていた水のカップを落とす。
自分で気がつかないうちに、重い機材のために握力が落ちていたのだ。
店には申し訳ないが、落としたのが水でよかった。
やはり休憩は必要。

休憩後すぐに2カットを撮影し、撮影終了。
淀屋橋近辺のギャラリーを2つまわる。