昨日退院した妻が、
大阪国際空港に行きたい」
と言う。
入院中にいきなり飛行機マニアになったのかと思ったがそうではなく、
「JAL嵐JET」が見たいらしい。
http://www.jal.co.jp/arashijet/

「嵐で免疫を上げる」が最近の我が家のテーマで、
カラオケ嵐会を開いたりしているのだが、今回もその活動の一環である。
病院から家にも帰らず、大阪国際空港に直行する。

嵐JETの到着は19:25。
少し早めに空港に着いて、展望デッキを下見したり、
軽い夕食をとったり。
そして15分前、再び展望デッキへ。

デッキにはすでにたくさんの嵐ファンがいて、
ちょっとした祭りのような状態。
ほぼ定刻、JALの飛行機が滑走路に降りてくる。

姪っ子が、
「あ、飛行機になんか描いてある!」
と叫ぶ。
しかし、滑走路は真っ暗で、年寄りには何も見えない。
「え?なんも見えへんで」
「描いてあるやん。あ、5人見える」
それでも私たちにはまったく見えない。
12歳の眼は私たちよりずいぶん高感度なのか・・・

ターミナルに近づいてきて、ようやく機体にプリントされている巨大な5人の写真が浮かび上がる。
「ひやー、かっこいい。興奮するー」
と妻と妹。
しかし、ターミナルに入ってきた機体は私たちの真正面に。
「正面過ぎて見えないー」
と叫んだ妻が、いきなり走り出した。

走って行った妻は、うまく斜めから機体が見える場所を確保していた。
なんだ、この元気は・・・
それから飛行機が再び飛び立つまでの約1時間、
しっかりと嵐JETを堪能。
東京へ飛び立つ嵐さんたちを見送った。

私は、デジタル一眼を妹の家に置いてきてしまい、
手元のカメラはGRデジタルのみ。
「何?このカメラ。ズームないのん?家にある何十台のカメラは何のため?」
悪態をつく妻。
フィールドスコープにGRデジタルをくっつけて、
なんとか嵐さんを撮影。
「あ、これはこれできれいかな」
と、妻の許し。
しかし、
「今度は昼間来るわ。そんときはちゃんと撮ってや」
って、どんだけ元気なんだ・・・

展望デッキには、たくさんの嵐ファンがいたのだが、
「やっぱり相葉ちゃん男前やわー」とか、
「お父さん、相葉くんの写真ちゃんと撮ってや」とか、
相葉くんの名前ばかりを耳にした。
もしかすると大阪では相葉くんが一番人気なのかもしれない。