来週から始まる写真展「ナダール!ナダール!」に向けて、
ギャラリーライムライトの貸暗室でプリント作業。
たった一枚のプリントに手間取る。
確実に眼がなまっている。

飯島耕一の詩集「バルセロナ」を読む。
昔読んだ時より中味がすっと入ってくる気がする。
考えていることは違うが、
歩行と思考の入り混じるリズムがしっくりくる。

ふと思いついて本の発行年を見ると、1976年。
これは作者が45〜46歳の時の作品。
今の私と同じ年。
関係あるのかないのか。

暑い。
暑いが、夏の空気の中に微かに秋の気配が忍び込む夕暮れ。