昨日は京橋のたこ焼き屋美輝さんで、写真家林和美氏の写真集出版イベント。
私は、そのとりまとめとトークショーのお相手。
トークは、ほとんど林氏がしゃべってくれたので、
私もほとんど1観客で、時折軽い突込みを入れる程度。
何事もいい加減な私と違い、万事きっちりやり遂げる林氏に感服。

今回のイベントに写真集は間に合わなかったが、
たこ焼き屋のギャラリースペースの壁面に印刷用の見本を展示してくださり、
さらにスライドショーがあったので、写真集の大体の雰囲気はわかった。
とてもよい雰囲気の写真集で、
こういう写真を見ていると、何事もないような日常が輝いて見えるのではないかと思う。
何もない時間や場所を撮ることは、簡単なようでいてたいへん難しいことで、
それを人の気持ちと連動させたり、その中にいる幸せを感じさせることが写真家の技ではないかと思う。
生きるというのはこういうことだよ、あるいは死ぬということはこういうことだよ、
と感じさせてくれるのが写真の一つの仕事で、
これはそういう写真集なのではないかと思う。
早く写真集を手にとって見たい。


朝起きて、ほんの少しだけ残っていたカレーを食べようと思ったら、ない。
妻が「食べたよ」と。
うう。