仕事がちょっと一段落。
ふう。

「かっこいい」は言われない一方で、
「変わってますね」というのはよく言われる。
なぜ人は、「かっこいい」と言うことをためらい、
「変わっている」と言うことをためらわないのだろう。

実はかねがね思っているのは、
「自分は普通すぎる」ということなのだ。
だいたいにおいて人間は、自分中心にモノを考える習性があって、
自分が基準になりがちなので、
「自分普通である」と多かれ少なかれ思うものだろう。
もちろん自分もそうだと思うのだが、
それなりに人生経験を重ねてきて、
ある程度客観的にモノを見られるようになったのではないかと思う最近でも、
やっぱり「自分は普通」だと思う。

まあ、職場で「変わっている」と言われるのは、
最近は慣れたと言うか、しょうがないというか、
その通りと言うか、そのように思うようになった。
ただ、写真の世界ということになると、
どうも違う気がするのだ。

写真力は人間力、とある写真評論家が言っているが、
自分には「人間力」が足りないと思っている。
有名無名を問わず、過去に私が出会った写真作家の方々は、
全員、間違いなく変わっていた。
どこかに人とは異なるエネルギーを持ち、
それがあふれる人々なのだ。
そして私は、その方たちにとうていばない。

まあ、だからと言って、わざわざ変わった人になることもないので、
今ある自分と付き合っていこう、という、
当たり前でつまらない結果になる。
ということで、
普通ですみません。

ということで、ちょっと時間が出来ると、
すぐ変なことを考えてしまう。
やっぱり変わっているのか。

知人に、写真のデータを渡さなければならないのに、
CD-Rがうまく書き込めない。
じゃあというので、USBメモりをさがすが、
これしか見つからず。
ごめんなさい。