仕事の後、大阪へ。
まずは自分が展示しているギャラリー・アヴィへ。
さらに、心斎橋のGalleryNADARへ。
ここでモノクロ普及委員会会員でもあり、
私が期待している若手作家の山下氏の個展を見る。
琵琶湖をテーマにしている山下氏が、琵琶湖の水面を大判カメラで撮った写真。
私自身も琵琶湖には普通以上の興味を持っているので、
今回の展示はとても楽しみにしていた。
私は、今までに自転車で琵琶湖を10周しているが、
琵琶湖の一番おもしろいなと思うのは、波がないことだ。
海のように広いのに波がないことが独特の風景を作り出す。
広くて平らな湖面が、空の表情をダイレクトに映し出すのだ。
さらに西に比良山系があり、日本海側でもない、太平洋側でもない独特の気候が生まれ、それが湖面に映し出される。
山下氏が湖面に注目した気持ちはとてもよく分かるし、
「やられた」という思いである。
さらに、大判カメラで撮影されているので、非常に微妙な湖面の表情が捉えられている。
今回はベタ焼きであるので、小さなプリントであるが、
よくよく見ていると細かな表情が立ち上がってくるはずである。
ぜひ脚を運んでみていただきたい。
http://www.nadar.jp/

NADARで展示を見た後、再びアヴィへ。
そこでたくさんの知人に会い、初めて会う人も含めて飲みに行くことに。
さらに再びNADARにもどり、飲みにいきませんかと声をかけに行く。
すると、ここにもたくさんの知人がおり、
けっきょく13人で飲むことに・・・。
展示だけ見てすぐに帰るつもりが、終電近くまで飲んでしまう。
携帯の電源が切れて妻に連絡が取れず、深夜に帰宅。
しかられる。