休養

久しぶりに目覚まし時計の要らない朝。
しかし、６時に起きてしまう。
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夕方家にいるのは久しぶり。
晩御飯を作る。
雑誌にのっていた「チンゲン菜と豚肉のごまみそ蒸し」に挑戦。
挑戦っていっても、簡単なんだけど・・・。
豚肉をみそでもみこんで、チンゲン菜やにんじんと一緒に土鍋で蒸す、という料理。
野菜がたくさんとれて、なかなかいいメニュー。
蒸したチンゲン菜がいい味。
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昔買った本。
「slow　boat」尾仲浩二。
写真集である。
モノクロの。
尾仲氏が日本各地を旅しながら撮った風景である。
全体にコントラストが低くぬるっとしている。
晴れた日に撮られた写真でも、曇りのようである。
昼間に撮った写真も夕暮れのようである。
夕暮れに街角に立って、腕に絡まる柔らかな空気を愛でる、そんな印象。
記憶というのは目で見ただけではなく、
その場の臭いや湿度や温度やいろいろなものが絡まりあってできあがる。
尾仲氏が全身で感じとったことの記憶が、一枚一枚の写真に再生されているように思う。
それが見ている私にも伝わり、とても心地よいものとなる。
写真の幸福なあり方の一つであるなあ、と思う。

In-between 3 尾仲浩二 ラトヴィア、スペイン