8×10カメラで

e-shin2005-07-25

夕方、8×10という大判カメラを持って撮影に出かける。
フィルム一枚が約20cm×25cm、カメラの重量は4.5kgである。
何一つ自動化されている部分はなく、すべて手作業で撮影を進める。
カメラを三脚の上に載せて組み立てて、レンズを取り付けてシャッターを開き、
アングルを決定し、ピントを合わせて、シャッターを閉じ、絞りを調節し、
フィルムホルダを装填し、フォルダの引き蓋を抜き取り、
シャッターを切り、引き蓋をもどし、フィルムホルダを抜き取る。
これで撮影が完了である。
手順が多い分、落とし穴が多い。
今日は久しぶりの撮影であったため、ミスの連発。
10枚の撮影で4枚のフィルムを無駄にしてしまった。

今日撮影したのは、近所の風景。
ただ歩き回って、気になった場所に三脚を立てて、その場の空気を吸うように撮る。